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水冷であること

今年は予想以上に暑い。

もう20日雨が降っていない。

そんな暑い日、田園地帯の用水路

、こんなものを見つけた。

力強く、もちろん水の流れで回っ

ている。

よく見ると、紫色のカンカン。

なんと水車のハネに「バスロマン」

の缶が取り付けてあった。

農家の人は夏も冬も、一っ風呂浴

びるのに入浴剤を欠かさないのだ

ろうか。

こいつが回転し、流水をくみ上げ、

雨どい状のパイプを介し、絶妙な高

低差と水圧で田んぼに流し込む。

自然の力と人の知恵のコラボレー

ションに感服。

♪「おー、ふろーに、バスロマン」

NSR150SP、もちろん水冷だ。

     − 6-1 −

 

侍に会いに行く楽しさ

目安箱とかわら版、そしてキセルも売ってる所に、羽印しの鉄馬の図

むしろ、無機質な都会のほうが派手に見えてしまうのかも

しれない。

とても目立つようで、実は田舎や自然にとけ込む、不思議

なカラーリングを持つバイクがこれ。

 

江戸時代後期から明治にかけて、山陽道の奥座敷といわ

れた足守陣屋敷へ出かける事にした。

 

サムライは、間違いなくこの道を歩いていた。

馬も篭屋も、大八車も通っていたはずだ。

 

まさか、タイで作られた原動機付二輪車が同じ道を走るとは

想像もしていなかっただろう。

それも柿色と藍色、江戸時代、好んで使われた色をふんだん

にまとった鉄の馬、NSR150SP。

「レプソルってーのは油屋だってよ!」

染物屋のダンナも、鍛冶屋のオヤジも、旅籠のおかみさんも、

うっかりハチべェもびっくりだ。

 

                                − 6-2 − 

 

昔の町並みが残る足守地区

しかし、水路があってなかなかバイクでは侵入できなくなっている。

さらに、裏口であろう所もしっかりと塞がれていた。

ニンジャでも入れないだろう。

充分に広い中庭、静か。

ここの縁側で、侍がカタナの手入れなど、ポンポンとしていたんだろうか。

 

二の間、三の間・・・と、奥まで、どんどん続く和室。

広い、こんなとこ住んでみたい。

ジャパネスクウインドウズであーる。 そのウインドウから見た珍客は、きっと、こーいった感じで見えたんだろう。
その足守といえばマスクメロン日本一。 季節により、1コ1万円以上・・・。

これは1コ千円の、プチマスクな贅沢品。

そのプチ贅沢マスクメロン程度のを使い、季節を問わず楽しめるのが

足守プラザの足守メロンジュース。

この前行ったときは品切れだったので、確認してからいったほうがよろしいかも??

ウリとは全然ちがうんだから・・。